カテゴリ:スペインポルトガル旅行2014( 18 )

Faro ファーロ

June 30

d0084580_20580573.jpg


さあ、ようやくポルトガル編に突入。
友達には「スペインどうだった?」とばかり聞かれた今回の旅ですが
何を隠そう、私が心底ほれたのがポルトガル。
もうかれこれ3ヶ月、いや、4ヶ月も前になっちゃったけど
旅のことを思い出して、あぁ、また行きたいなぁとまず思うのはポルトガルのあちこちなのです。


6月最後のこの日、暑い暑いセビージャからまたバスに乗り込み
向かった先はポルトガルのファーロという町。
セビージャからリスボンへ行く途中で1泊することにした。

山や平原を進む間に一度激しく雨に降られて気温も少し下がった。
そしてバスは国境を越える。
日本やオーストラリアのような島国から来たわたしたちにとって
陸路での国境越えは、何度やってもわくわくする。
たとえパスポートコントロールも何もないにしても…。

スペインとポルトガルについてはオーストラリアとニュージーランドくらい
セットで考えがちだった旅の前。
でも、いくら国境を接しているからと言っても
スペインとポルトガルは全然別の国だった。
当然なのだけれど。

着いて早々、ホテルでチェックインをしようとして
それまで片言ながらスペイン語では言えた
「予約している××です」「地図ください」「プリントアウトしてください」
といった基本的なことすら言えないことに気づいて愕然とする。
隣の国だけれど時差は1時間。
食文化も違う。
人の感じも結構違う。
ああ、また違う国にやってきたのね、私たち…とジーン。


街並もやはりスペインとは感じが違う。
ファーロの旧市街は優しげなパステルカラーの建物と石畳。
むかし行ったマカオに似ている!って当たり前か。ポルトガルの植民地だったのだから。
その昔、まだマットとつきあう前に、姉とふたりでどこか旅行しようという話になって
ポルトガルに行きたかったけど日程と予算の都合で近場のマカオにしたことがあった。
マカオも良かったけど、本場ポルトガルもやっぱり良い。
ポルトガルに来たかった夢が叶った〜。


d0084580_20570339.jpg


d0084580_20563917.jpg


ポルトガルがすごく楽しかったのには
たぶんサッカーW杯観戦がしやすかったことも貢献していると思う。
ファーロは小さな町なのに、広場でこんなふうに試合が観れたし
大げさじゃなく、ほとんど全てのレストランがテレビで試合を見せていた。最高だ。


d0084580_21000418.jpg


夕暮れ時にかわいい旧市街を歩く。
誰も住んでないのでは…と思うくらい静か。


d0084580_20590202.jpg



d0084580_20553965.jpg


カテドラルの周りにはだーれもいなかった。


d0084580_20545477.jpg



d0084580_20542439.jpg


ポルトガルの料理は日本人の口に合うと聞いていたけど本当だった!
しょっぱなに食べたのは普通にサラミチーズ盛り合わせですが…
チーズもパンもサラミ類も、もちろんビールもおいしかった。



d0084580_21463761.jpg


夕食に入ったレストランではこんないわしのパテが付いて来た。ポルトガルらしい。
スープと、ちいさなイカ(やりいか?)のお料理を食べたけどおいしかった!
魚貝の料理が豊富なポルトガル。この先もかなり楽しめた。



d0084580_20584317.jpg


d0084580_20573869.jpg


ファーロにはたった1泊しかしなかったけど
なんだかとってもゆったりできた。
また機会があればぜひ訪れたい町。



d0084580_20560007.jpg





[PR]
by skkiiiii | 2014-10-15 21:56 | スペインポルトガル旅行2014 | Trackback | Comments(0)

アンダルシア⑤ Sevilla セビージャ

June 28-29


ロンダの次に向かったのがアンダルシアの州都セビージャ。
われわれのアンダルシア周遊もこの街が最後。
セビーヤなのか、セビーリャなのか、セビージャなのか、
llaの読み方はスペインに住んでる友達の発音に習ってジャでいきます。




d0084580_21223343.jpg


ロンダからセビージャまでのバスの旅は、山道らしい山道も通らず
山の景色を見たかったので、ちょっと残念なくらいスムーズだった。


マドリッドを出て以来、2泊か1泊で移動ばかりを繰り返していたので
セビージャに着いたころはさすがに疲労が溜まっていた。
おかげで、セビージャではほぼカメラも持ち歩かず、
カテドラルからほど近いところに泊まっていたので
疲れたらすぐホテルに帰って昼寝したりと、相変わらず怠惰な過ごし方をしてました。
でもセビージャ、良い街だった!
州都だけあってそこそこ大きな街だけれど、十分歩いて回れるサイズ。



d0084580_21210219.jpg


見所は、カテドラルを中心に集まっている。
セビージャのカテドラルは世界三大カテドラルのひとつ。
100年かけて建てられたそう。



d0084580_21065036.jpg


d0084580_21174082.jpg


中にはコロンブスの墓/棺が安置されている…らしいのだけれど見ていない。
ヒラルダの塔はとても印象的。



d0084580_21241584.jpg


あとはイスラム建築の豪華な宮殿アルカサル。
入ってみたけど、さすがにアルハンブラ宮殿を見たあとだと
イスラム建築はもうお腹いっぱい……感もなきにしもあらず。



d0084580_19023867.jpg


d0084580_21190823.jpg



d0084580_19043448.jpg



そしてユダヤ人居住区だったというサンタクルス街。
入り組んだ道のあちらこちらから花が溢れていてとてもキレイ。
うろうろ歩いて迷子になりつつ歩き回る。
セビージャはフラメンコで有名なので、ショーを見せる店も
あちこちでみかけた。



d0084580_21265347.jpg


d0084580_19102162.jpg



セビージャには2泊したわけですが、まあ、例のごとく
夕方から夜にかけてはサッカーサッカーで、セビージャの思い出で
一番最初に思い浮かぶのは、ブラジル対チリ戦が非常におもしろかったこと。

試合を見ていたバーでは、店内入ってすぐのところでブラジルサポーターが、
奥にはチリサポーターが集まり、こっちで歓喜の声が聞こえたと思ったら
あっちでため息と悲痛な叫び声だ聞こえる…という風。
結果は、PKでブラジルが勝ち進み、横で観戦していたチリ人のおじさんが
とっても悲しそうで可哀想だった。言葉はわからなくても、
「嗚呼…」とひどく悲しんでいることはわかる。

それからそのあと、コロンビア対ウルグアイ戦を
別のバーのテラス席で観てたときのこともよく覚えている。
テレビに一番近い所にカップルが座っていた。まだなんとなく初々しいカップル。
男の子のほうが試合をかなり気にしながらも、彼女にテレビの試合が気になっていることを
悟られたくなさそうな様子で、話を聞いている風にごまかして
ちらっちらっとテレビを盗み見していた。
でも本人はうまくごまかせていると思っていたのだろうけれど
他人の私が見ても明らかにそわそわしている。
この試合大事だから観たいって言えばいいのに!
試合も気になったけど、ふたりの様子も気になって大変だった!
(スクリーンの前に座ってるからどうしても目に入ったの)



d0084580_21072022.jpg


そんなふうにサッカーにまつわるあれこればかりが記憶に残っているけれど、
ユダヤ人居住区だったサンタクルス街の入り組んだ路地歩きも楽しかったし
カテドラルの周辺の夜になっても活気のある感じもとても良かった。

たくさんバーが並んでいて、ビールを手にぼーっと日が暮れて行くのを眺めながら
「あーこんな風に旅が出来て幸せだなぁ。
夜10時まで明るいって最高だな…夏っていいな…」なんてしみじみ考えていた。
夏の旅って、やっぱり楽しい。
それから、夫も旅が好きな人で良かった。



d0084580_21164396.jpg



さて、セビージャを経ったところで旅も残すところあと2週間ちょっと。
9月中には旅日記を終えたかったのですが…。
もうちょっとだけ続きます。
次はポルトガル編だ。



d0084580_21075226.jpg







[PR]
by skkiiiii | 2014-09-30 19:39 | スペインポルトガル旅行2014 | Trackback | Comments(2)

アンダルシア④ Ronda ロンダ

June 27


スペインの有名観光地をあちらこちら回ったけれど
本当に、心の底から、ここに行って良かった…と思ったのがこのロンダという町。

白い村のどれを訪れようか…といろいろリサーチしているうちに
ここの景色が格別らしいことを知り、どうしても行かなくちゃという気持ちになり
よくわかっていないマットを説き伏せて、1泊確保。

白い村フリヒリアナも良かったけど、日程に余裕があれば、
ぜひロンダにも行くことをお勧めしたい。
いや、日程に余裕がないなら、白い村をすっとばして
ロンダを訪れることをお勧めしたい。
そのくらいすっかりこの町の虜になった私です。



d0084580_21511297.jpg


ロンダは、川の浸食でできた深い渓谷で旧市街と新市街とに二分されていて
あいだの断崖絶壁をヌエボ橋が結んでいる。
橋の高さは98メートルで、橋の上からの眺めは、まさに息を飲むような絶景。



d0084580_22061776.jpg

d0084580_22064428.jpg



最初にこの橋を渡った時はいたく感動した。

ヌエボ橋を渡ってすぐの旧市街にあるホテルまで、バスターミナルから
そんなに遠くないだろうとタクシーに乗らずに
スーツケースをゴロゴロしながら歩いてきた私たち。
でも思ったよりも遠くて、暑くて、おまけに道はでこぼこで
ちょっとへこたれそうだったのですが、この橋のところまで来て
視界が開けた瞬間、疲れとか不機嫌な気持ちとか、そういうのは全部吹き飛んで
ただただうわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、体中の
全細胞が一気に立ち上がって踊り出したんじゃないかというくらいの感動だった。
下を見ると怖いんだけど、でも、あり得ないくらいにすごい景色。
崖下に見える民家は、箱庭とかジオラマ模型のよう。

最初に渡った時だけじゃなく、何度通っても飽きずにうわーーーっとなった。


ロンダは標高750メートルの山の中にひそむ町。
「ひそむ」という言葉がまさにぴったりで、
マラガからロンダまで来るには山をいくつか超えたよう。
さすがに車窓の眺めはそれはそれは良かったけれど
途中うっかり今にも吐いちゃいそうな人もいるくらいの山道を通過した。(注:マットではない)
でも、山を超え、谷を超えたら(谷はあったのかは知らんが)
こんな町が広がっているなんて、絶対行く価値がある。
ちなみにレンタカーで自力で行くなら、この山道とは別のルートがあるらしいので
山道の運転に慣れてない人はそちらのほうが絶対に良いと思う。




d0084580_21580433.jpg



さて、ロンダの町の観光の中心になるのは、
街歩きもすぐ終わってしまうくらいの小さな旧市街。
可愛い街並と、周りを囲む山と田園風景がきれいな、楽しい素敵な町。
でもその昔には、山賊が住んでいたんだって。

橋のすぐそばのスペイン広場周りにかわいいお土産物屋さんがあって
さんざん悩んだあげく、カゴとお皿を購入。

旧市街からずっと下がって行き、城門を出たサンフランシスコ地区という
ところまで行って、おじいちゃんおばあちゃんが広場に集って和んでいる
様子をみながらビールを飲んで休憩し、また坂を上がって帰って来た。




d0084580_21584902.jpg


d0084580_21591902.jpg


d0084580_22003394.jpg



そして遊歩道を歩いて崖下に降りて橋を眺める。
ご覧の通りの晴天で、とても暑く、
降りたあとは山道を登らなきゃならないのが少し大変だけど
下から見る橋はやっぱりすごい。


d0084580_22011230.jpg



d0084580_14405034.jpg



涼しくなった夕方、また散歩へ出かける。



d0084580_14432943.jpg



ロンダは闘牛の発祥の地で、新市街のほうにはスペイン最古の闘牛場があり、
その裏手には展望エリアが広がっている。

橋のたもとにある有名なパラドール(歴史的な建造物を利用した国営のホテル)の
周りも展望エリアからずっと繋がっていて、歩いて景色を堪能できる。



d0084580_21540032.jpg


d0084580_21514822.jpg


ここからの眺めも、本当にきれいで
何時間でもずーーーっとぼんやりしていられそうだった。



d0084580_21554635.jpg



バスターミナルには荷物一時預かり所もあり、例えばマラガから
セビージャまでの移動の途中に寄ったり、日帰りで訪れる人が多いようですが
私がどうしても1泊したくて泊まったわれわれ。
やはり泊まって良かった。むしろ3泊くらいすれば良かった。



d0084580_21565013.jpg


d0084580_22105970.jpg


d0084580_22132741.jpg



夕暮れ時、日が暮れたあと、そして暗闇をみた翌朝の緑のまぶしさ、全部が素敵だった。
とてもロマンチックな町。



d0084580_22114769.jpg



ちょうどこの日はW杯の試合がない日だったのもあり、
久しぶりにこの中世で時が止まったかのような街でバカンスっぽくゆっくりできました。

泊まったホテルもすごく良かったのでおすすめ。
パラドールよりもずっと良心的なお値段なのに、橋からすぐだし
内装もアンティークな感じでこの町の雰囲気にぴったりだった。
ホテル情報:Hotel el Poeta de Ronda
また泊まりたいお宿です。

ロンダには他にも素敵なホテルがいっぱいありそう。
いつかアンダルシアを再訪する機会があれば
高級リゾートマルベーリャ、アルコスデラフロンテーラ、
そしてもう一度ロンダに行きたいな。



d0084580_22030142.jpg


翌朝、後ろ髪をひかれるようにしてスペイン最後の目的地である
セビージャに向かって出発。
バスターミナルから展望台までは歩いてすぐなので
バスの時間ぎりぎりまでまた山の景色を眺めていた。
あの景色、あの空気感、思い出しただけでも幸せな気持ちになる。
やっぱり山が好きだと、あの日つくづく思ったのでした。



追記:ロンダについてうまくまとめられている方のページを見つけました。
読んでいたら、自分がどこを見たのか思い出せて良かった!
http://www.kk.iij4u.or.jp/~ya-perry/



[PR]
by skkiiiii | 2014-09-29 16:17 | スペインポルトガル旅行2014 | Trackback | Comments(0)

アンダルシア③ Malaga+Frigiliana マラガ+フリヒリアナ

June 25-26

グラナダの次はマラガへ。
マラガは国際的なリゾート地として知られているコスタ・デル・ソルの
玄関口らしく、欧米からバカンスに沢山の人が訪れるそう。

猛々しいイメージのグラナダから、リゾートっぽいマラガに来たら
なんだかとっても気持ちが緩んだ。

そのせいか、全く写真を撮っていない!


d0084580_22584151.jpg



マラガではピカソミュージアムに行ったほかはサッカーを観たり、
その合間に(そう、サッカーがメインね)ちょっと街歩きをした。
この頃はW杯のグループリーグの最後で、サッカー観戦もいよいよ佳境。
グラナダでは日本vsコロンビア戦、スペインvsオーストラリア戦を
テレビ観戦したけれど、ここマラガではちょうどドイツ戦があった。
ホテルの前のカフェも、この通りサッカーファンでいっぱい。
こういうサッカー観戦風景、今回の旅の思い出とは切っても切り離せない!



d0084580_22580748.jpg



でもさすがに、サッカーばっかりってわけじゃない。
マラガ近郊の「白い村」フリヒリアナにも行って来た。
スペインには白い村と呼ばれる美しい村がたくさんあり、中でも
有名なのがミハスという村。しかしここは日本人観光客が多いらしい。
リサーチすると、最も美しい村に選ばれたモンテフリオという村も穴場らしい。
しかしここに行けるバスは1日3本しかないという。
他にも、アルコス・デ・ラ・フロンテーラも良さそう。
どこに行こうか散々迷った結果、ミハスほど観光地化されすぎて
いないけれどモンテフリオよりもアクセスが良い
フリヒリアナに行くことにした。マラガから割と簡単に行けるし。


ということで、マラガからバスで1時間強かけてまずネルハという街へ行き、
そこからバスを乗り換えて15分ほど山道を登ると、白い村フリヒリアナに到着。



d0084580_23074375.jpg




まずビールを飲みつつお昼を食べてバス移動の疲れを癒し、
平和な村の中を歩き回った。
村を挙げてこの白い村の景観を守っているらしく
突き抜けるような青い空と白のコントラストがとってもキレイ。
しかし、日差しはハンパない!



d0084580_23080416.jpg
d0084580_23082954.jpg
d0084580_23085545.jpg
d0084580_23093193.jpg
d0084580_23095638.jpg



植木鉢が壁にかかっていたり、玄関先に並べられたりしている様子が
とても素敵だった。飾り方の参考になる!
この日差しと、テラコッタの鉢、カラフルな花と緑がとてもかわいい。



d0084580_23102729.jpg


d0084580_23104910.jpg


d0084580_23111568.jpg


d0084580_23114060.jpg



すごく乾燥しているけど、こういう「真夏」「ヨーロッパ」って
感じの空気感がすごく好き。バカンスって感じがする。
いつか年をとったらこういうところで暮らすのも楽しいのだろうな。
実際、リタイアした人たち、特にイギリス人で移住してくる人が多いらしい。
FOR SALEの看板もちょくちょく見かけた。だれか、私の分も買ってくれ。



d0084580_23051373.jpg


d0084580_22590977.jpg


d0084580_22593576.jpg


d0084580_23002874.jpg


d0084580_23044316.jpg


d0084580_23055884.jpg


d0084580_23065972.jpg


d0084580_23071964.jpg


短い滞在だったけど、白い村、楽しかった。

ところで、村の入り口に郵便受けが並んでいるところがあって
その写真をずっと昔のFIGAROで見たことがあった私。
同じ光景をバスの窓から見て、あれだー!と思ったけれど
動くバスの中からでは写真を撮れなかったのが心残り。
「フリヒリアナ 郵便受け」で検索してみてください。かわいいから!



次はロンダだ。





[PR]
by skkiiiii | 2014-09-27 00:27 | スペインポルトガル旅行2014 | Trackback | Comments(0)

アンダルシア② Granada グラナダ アルハンブラ宮殿

アルハンブラ宮殿は、とにかく広かった。




d0084580_21374249.jpg




一番の見所であるナスル宮は入場制限があり、チケットごとに入れる時間が決まっている。
アルハンブラ宮殿の敷地入り口を通過してから、ナスル宮まではしばらく歩くので
充分余裕をもって行かないといけないし、
その他の場所を先に見学するかどうかなどの計画を立てておいたほうが良い。


私たちは時間に余裕があったので、まずヘネラリーフェ庭園、
要塞アルカサバをみてからナスル宮に行くことに。



d0084580_10540902.jpg




庭園もきれいだったけど、アルカサバの一番高い塔の上からの
眺めがすばらしかった。眼下にアルバイシン地区が一望できる。




d0084580_10520446.jpg




ほんとは時間に余裕を持ってゆっくり見学したかったけど、
ヘネラリーフェ庭園に行くのにちょっと迷子になったせいで(またかよ)
時間配分に失敗したわたしたち。
ナスル宮入場時間の15分前にアルカサバに着き、軽く見てからまたあとで
じっくり見学しよーとか思ってチケットを係員に差し出してスキャンされてから
アルカサバも入場は一回限りと知ったという。
おかげで、大慌てで塔の上まで駆け上がり、「うわーーいい眺めねーーー。じゃ次行くぞ」と、
かなり駆け足観光になってしまいました…。
ナスル宮を観たあとでゆっくり見学できたら良かったのに…。
バカな私たち。でもアルカサバはいかにも堅牢な要塞って感じで、
スーパーマリオの砦を攻略しているような気分になった。


で、大慌てでナスル宮殿にかけこんだのは入場時間ぎりぎり。
30分だか15分刻みだかで厳しく入場時間が決まっていて、
遅刻したら入れてくれないらしいので、注意ですよ!




d0084580_18591808.jpg



そうやって苦労した末に入ったナスル宮は、さすがにすごかった。
山の上でも外は太陽の光で暑いけれど、中に入ると空気がひんやりしている。

壁や天井には、細かくふんだんに装飾が施されていて、なんとも豪華。
おそらくとっても古い時代のものであろうタイルとか、クモの巣のような天井の数々。
そんなのを沢山見ていたら、そのうち何がなんだかわからなくなった。
○○の間とか、なんちゃらの中庭とか、詳しい説明はガイドブックやなんかに丸投げします。




d0084580_18595081.jpg


d0084580_19002635.jpg


d0084580_19004797.jpg


d0084580_19013705.jpg


とにかく印象深かったのは、窓や天井の細工模様の間から透けて入る
太陽の光がとても幻想的だったこと。
薄暗いなと思って入ったところも、上を見ると光がわっと降り注いでいたり
一歩足を踏み入れたとたん光の洪水のように明るい部屋があったり。
アラビアンナイトの世界でした。



d0084580_19020147.jpg


d0084580_19022316.jpg


d0084580_19025136.jpg


d0084580_19032742.jpg


d0084580_19034398.jpg



d0084580_19040319.jpg


d0084580_19043758.jpg




d0084580_19062938.jpg


d0084580_19073166.jpg


d0084580_19075442.jpg


d0084580_19083896.jpg


d0084580_19093880.jpg


d0084580_19110301.jpg


イスラム建築をじっくり堪能でき、おなかいっぱいになりました。


チケットについて再度書いておくと、チケット売り場は私の行った午後でも混雑していた。
ただし、売り場よりも奥にある(スーベニアショップの横)自動券売機はガラガラ。
予約したチケットの発券も、当日チケットの発券も、クレジットカードさえ
あればこの自動券売機で簡単にできる。
なぜ対面販売の方にみんな並ぶのか不思議だけど案内が何もないので、
みんなが並んでたら同じようにその列に並んでしまうかも。
これから行く方は、無駄に並ばないように気をつけて!


グラナダでの食事は、いわゆる「グラナダ式バル」の恩恵に預かり、
安くおいしいものが食べられた。グラナダ式とは、ドリンクを頼めば
タパスが1品無料でついてくるというやつです。

おいしくて気に入ったタパスバーが
Taberna a la Pie de La Torreというお店。カテドラルの近くにある。
カテドラル周辺には、なぜかローズマリーを持って
「幸運のお守りダベ」的なことを言って売りつけてくるおばちゃんが何人もいた。
そういう人の強引さにちょっと面倒くさくなっていたけれど
この店で飲んだら、そんな嫌な気分はすぐ吹き飛んだ。



d0084580_10441751.jpg



そういえばマドリッドでも友達に連れてってもらったとこは
タダでタパス1品ついてきてたけど、このシステムは嬉しい。
飲み物を追加オーダーしたら、ちゃんと違うタパスをくれるし。
無料のだけじゃなく、別途オーダーしたものもおいしかった!

隣で飲んでたドイツ人団体さまは、「昼間も来て気に入ったからまた夜も来たんだぜー」って
にこにこ楽しそうに飲んでたし、若いカップルや、マダム集団やら、
時間が遅くなるにつれお客さんがたくさん入ってきて、賑やかだった。



d0084580_10444070.jpg


こうして振り返ってみると、グラナダもまあまあ良かったな。
でも、コルドバ、セビージャはマドリッドから高速鉄道AVEで行けるのに対して
ちょっと地理的に行きにくいのが難点。
レコンキスタで陥落が最後になったというのも納得です。











[PR]
by skkiiiii | 2014-09-25 23:18 | スペインポルトガル旅行2014 | Trackback | Comments(0)

アンダルシア② Granada グラナダ

June 23-24

コルドバの次はグラナダへ。
アンダルシアのなかでも、特にイスラムの影響が色濃いのがこの街。



d0084580_10400329.jpg


グラナダまでのバス移動は、ちょっと大変だった。
コルドバを出てすぐ、バスは山道に入り、ぐねぐねした道を車体を揺らしながら進む。
何度か途中の小さな町や村を経由して、数人の客を乗せてまた進んでいく。
やっとまっすぐの道に出たときには、我が夫、また顔がドドメ色になる寸前だった。
バスの中で本を読もうとするからこんなことになるのだ。

車酔いしやすい私は、本を読めない、ガイドブックなどで下調べもできないバス移動時間は
いつもずーっとダウンロードしたMaster Chefを観てた。
そしたら長い移動時間もあっという間。(旅先にきてまで、またテレビ!)

途中、車窓からは白い村や、ひまわり畑が延々広がる風景なんかが見られた。

そんなバスに揺られること3時間弱でグラナダに到着。
バスターミナルからホテルまで行くためにタクシーに乗り込んだ。
ちょっとボロめの車体に、ファンキーなおじいさん運転手。
全くスムースでないギアチェンジに、体は激しくつんのめりながら、
なぜこの道を走るのだ…と嫌でも疑問をもちたくなるような
入り組んだ細い路地を進むと、窓の横には急にアラブチックな土産物屋が並ぶ。
おお、これこそ、イメージしてたグラナダだと盛り上がった。
しかしどうしてあのおじいさんがそんな道をわざわざ通ったのかは、全くの謎。


1日目はバス移動の疲れもあるので、
ホテル近くのアラブエリアをうろついたりして過ごした。



d0084580_10393062.jpg



スペインにいるのに、モロッコとかどこか異国に来ているかのような気分を味わえる。
実際、スペインから海を渡ればそこはモロッコ。
スペインとモロッコを組み合わせて旅する人もけっこういるはず。



d0084580_10381672.jpg


バクラバを売っている店もあった。
味は、メルボルンでいつも食べるお店
Abla'sのほうがおいしかったけど!


d0084580_10403022.jpg



グラナダは山の中というその立地条件もあって、レコンキスタが始まってからも
1492年まで陥落しなかった、イスラム勢力最後の王朝があった街。

街の印象を一言で表すとすれば…「攻撃的」が最も当てはまるのではないかと思う。
ホテルのフロントの人を始めとして、なんとなく、全体的にお店のスタッフとかの対応が
ハードでシャープできつめだった気がする。
私のこれまでの経験から勝手に結論づけるとするならば、山に囲まれた地域性と
イスラム文化の影響のためではないかと思っている。



さて、グラナダの見所と言えば、アルハンブラ宮殿。
サグラダファミリアとかと同じように、入場時間を選んでネットで予約ができます。
便利な時代になったものですねぇ。
しかし、予約をするときは全く考えもしなかったわよね、
まさかその日に雨が降るなんて…。


そう、グラナダ2日目は朝からまさかの雨。旅3週間目で初めての雨。
小降りになったタイミングで朝食を食べに出て来たら、まんまと土砂降りになった。
座ってる椅子の足下まで水が溜まり、そのうち小さな霰まで降り出す始末。
薄着だったのであまりの寒さに凍えそう。
これが昨日まで暑くて暑くてたまらなかったスペインですか、と泣きそうになる。


d0084580_10433905.jpg


しばらくするとようやく小雨になったので、一度ホテルに帰って
暖かい服に着替え、アルバイシン地区に散策に出かけることにした。
前日行ったアラブな土産物屋通りから、さらに坂を上って行く。

アルバイシン地区は、かつてはイスラム教徒の居住区だったところで
白壁の街並が残るエリア。
小雨の降る中、石畳の道を歩いて、
アルハンブラ宮殿を眺められる展望台を目指す。



d0084580_10431192.jpg



雨に濡れた石畳は、それはそれは情緒あふれる景色。
しかし濡れた石畳というのは、滑るので油断禁物。

朝ホテルを出たとき、古いビーサンをはいていたマットは
何度も滑りそうになっていたので大雨に遭う前に
説得して新しいビーサンを買わせていた私。
ナイス判断。




d0084580_10414169.jpg



d0084580_10423075.jpg



d0084580_21494520.jpg


道が狭くて入り組んでいて、趣たっぷり。
でもどんなに地図を見ていても、必ず迷子になるはず。
小雨のなか歩き回って道に迷い、体力を消耗すると
夫婦喧嘩になりやすいので注意しましょう。




d0084580_10451657.jpg




d0084580_10483051.jpg



ようやく着いた広場から、丘の上に立つアルハンブラ宮殿をはじめて眺めた。
晴れていたら、雲がかかっているところに、ネバダ山脈が見えるらしい。




d0084580_10464771.jpg



d0084580_10480849.jpg



上った坂道を次は下りて行き、軽くランチを食べてから
アルハンブラ宮殿に向かう。アルハンブラ宮殿までは、
アルハンブラバスというバスに乗って行くのが便利。
ミニバスが細い道をぐんぐん上って、宮殿のチケット売り場まで
われわれを運んで行ってくれる。


予約していない人は窓口の列に並び、予約している人は
奥の方にあるチケットマシーンからチケットを受け取る。
問題なくチケットが発行された。簡単、簡単……。と思って日付をみたら、
なんとまさかの大失態。予約日を1週間間違っているではないか!

あわててスタッフに「チケットを間違って買っちゃったみたい」と
泣きつくと、「それはあなたが買ったもの。あなたがその日を予約したんです」と
冷たくあしらわれた。「ええ。私たちが間違ったのはわかってるんですけど、
今日のチケットに交換とかできないんでしょうか」と言うと、
「あっちの窓口へ行け」とまた冷たくあごで別の窓口を指すのみ。

失敗したのはうちの夫が悪いけど
もうちょっと優しくしてくれたっていいじゃないの…と思いつつ、
なんとかあごが指し示していたであろう場所に着いて説明したら、
そこのお姉さんは非常に優しくて、数日かかるけど
クレジットカードに払い戻せるということ、当日券も、
列に並ばなくてもチケットマシーンから購入できることを教えてくれた。


結局、こうしてチケットは払い戻してもらえて、当日券をすぐ買えたからよかったものの
大混雑のシーズンだったらば、ここまで来てアルハンブラ宮殿見ずに帰ることになってたかも。




d0084580_10510740.jpg



さあ、気を取り直して、当日券を手にいざ入場。
午前中の大雨がウソのように、夕方4時の入場時間には晴れだした。
チケットは手に入ったし、雨はあがるし、人生捨てたもんじゃないわね。

アルハンブラ宮殿は、とにかく広かった。
写真がやたら多いので、別記事に続く。








[PR]
by skkiiiii | 2014-09-24 19:44 | スペインポルトガル旅行2014 | Trackback | Comments(0)

アンダルシア① Cordoba コルドバ


June 21-22

d0084580_13145357.jpg

「スペインに行くならとにかくアンダルシアに行かないと」と聞いていた
スペイン南部のアンダルシア地方は、今回の旅で一番楽しみにしていたところ。

マドリッドから電車で約2時間。
まずはコルドバへやって来た。
旅は3週目に突入。

コルドバ以降はずっとバスで移動し
コルドバ2泊→グラナダ2泊→マラガ2泊→ロンダ1泊→セビージャ2泊と、トータル9泊した。


コルドバに移動した日は土曜日。
平和な空気が流れている。
土曜日とか日曜日って、どうしてあんなに独特の空気感があるんだろう。

アンダルシアは暑い暑いとも聞いていたけど、ほんとに暑い。
そして、抜けるような青空とはこういうのを指すのだろうというような
教科書通りの晴天だった。


d0084580_13171528.jpg

d0084580_13174900.jpg



イスラムの影響が色濃く残ってて異国情緒が味わえるアンダルシア。
コルドバの旧市街はちっちゃくて、細い道が迷路のようになっている。
最初は地図を見ながら歩くけど、何度も通るうちに道を覚えて
ホテルまで裏道をささっと通り抜けられるようになったりする、あの感覚は旅の醍醐味。

着いたばっかりのときはとってもよそよそしかった街が
たった2日しか滞在しなくても、なじみの街、なじみの道になる感覚。
そういうのを思い出すと、またはやく旅に行きたいなあーと思う。



d0084580_14291897.jpg


d0084580_13313312.jpg


コルドバの一番の見所はメスキータ。



d0084580_13270782.jpg


8世紀に建設が始められたあと、10世紀まで拡張され続けたという大きなモスク。
レコンキスタの後は一部が壊されてキリスト教の教会に改築されたので、
イスラム装飾とキリスト教の彫刻などが混在する、とっても不思議な空間。

入ると馬蹄型のアーチがずらーっと並び、
その奥に、突如キリスト教の教会が現れる。


d0084580_13345673.jpg


私の好みとしては、イスラムの幾何学模様に軍配があがる。
色使いや、独特の装飾とか、アラビアンナイトの世界。
イスラム圏はトルコしか行ったことがないけど、
イスラムのデザインは実は結構つぼ。
宗教とか慣習は全く別の話ですが。


d0084580_13342827.jpg


d0084580_13333685.jpg


d0084580_14280011.jpg



d0084580_13330797.jpg


薄暗くって、ちょっと怪しげで、異国エキス満載。
しばし中でぼーっとしてきた。
アンダルシアで観たところで一番印象的だったかも。



d0084580_13355062.jpg


コルドバでは、素敵なメスキータで異国情緒を存分に味わっただけじゃなく
おいしい料理ももちろん味わった。
手頃な値段でおいしいものが食べられて、
お店の人の感じも良かったら、一気にその街の評価があがる。
そういう意味で、コルドバとはかなり相性が良かった気がする。


おいしかったお店① Taberna San Miguel "Casa el Pisto"
Plaza de San Miguel, 1 · 14001 · Córdoba

マットのロンプラに載っていた地元の人が集まるというちっちゃいお店。
立ち飲みカウンターでおつまみ食べつつ一杯ひっかける、全然飾らない感じの店で
スタッフのおじさんも愛嬌たっぷりすごくいい感じ。


d0084580_13142497.jpg


土曜日だったので、アンダルシアを旅する国内旅行者の人たちも結構いたらしく
この店では、隣で飲んでいたスペイン人のおじちゃんおばちゃんカップルとお近づきに。
おばちゃんがガリシア地方の出ということで、われわれがスペインぐるっと旅してると言ったら
「ガリシア地方は特別!魚貝類がとにかくおいしいよ」とすごく勧めてくれた。
よく喋るおじちゃんを相手に、にこにこ話を聞きながらサングリア飲んでいたのはいいけど
相づちを打つたびにストローをすすってたら、どうもピッチが早かったらしく、
またちょっと酔っぱらった。

この日は、ちょうど店の前の広場で、最近亡くなったという有名な
フラメンコ演奏者(なんていうのか分からない)の追悼コンサートが催されていた。
ちょっと聴いて、踊りを観たあと帰路についたけど、スペイン人は宵っ張り。
夜遅くまでわいわいガヤガヤ言う声が聞こえていた。



d0084580_13140328.jpg



おいしかったお店②Bodegas Mezquita
前日行ったEL PISTOが良かったから再訪したかったけど、日曜は開いてない。
ということで、私のガイドブックに載ってたこちらのお店へ。



d0084580_14005455.jpg


チェーンの店なので期待せずに行ったけど、予想外にも
ミートボールとか、オックステールの煮込み、フライドなすびなど、どれもこれもおいしかった。
マットはこの日からミートボールにはまった。
クミンとかのスパイスが効いてて、中東っぽいの。

そして、とびきり気に入ったのが、イカスミパエリア。
これ、ほんとおいしかった。


d0084580_13165767.jpg


お料理は全部小さめで価格もお安めなので、いろいろ食べられて良し。
スタッフのおじさんがとても感じ良かったし
スペイン語も英語もできないお客さん用に
iPadの翻訳つきメニューなどというハイテクなものがあったのが驚き。



d0084580_13302145.jpg


マドリッドのような大都市から来ると、こういう
コルドバのような小さな街、特に旧市街だけにいると
平和な村に来たようで、なんだかとてもなごむ。
コルドバの細い小道。またいつか歩きたいなぁ。









[PR]
by skkiiiii | 2014-09-18 14:36 | スペインポルトガル旅行2014 | Trackback | Comments(2)

Madrid マドリッド②

マドリッドの街はとっても都会で、まあヨーロッパの大都市はどこの街でも似たようなものだろう…と、
たいして期待していなかったけれど、行ってみたらなかなか気に入ったわれわれ。
特にマットは、マドリッドに住みたい…と、なかなかの心酔ぶり。
まあ、その理由の大部分は、この街にはサッカー文化が根付いているから
なのではないかと私は疑ってますがね。


さて、トレドに行った翌日、飲み過ぎ事件から数えて3日目のこと。
まだ本調子ではなかった私は、朝寝をむさぼりたいからと
マットひとりをレアルマドリッドのホームスタジアム見学に送り出し、
部屋でまったり日本のドラマを観ていた。(こんな旅先でまで!)

正午頃にマットは戻って来たわけですが、何やら興奮している。
どうやら、スタジアムの外に大きなスクリーンが何台も設置してあって
そこでW杯を観られそうだとうきうきしている。
というわけで、マドリッドではW杯のスペイン対チリ戦を
パブリックビューイングで観戦することになった。


d0084580_20020576.jpg


スペインは地域色が濃く、バレンシアやバルセロナは「スペイン」というよりも
「カタルーニャ」「バレンシア」という地元意識のほうが強いそうで、
確かに旅行していて、そういうのをちょっと肌で感じた。

でも首都マドリッドは、まさにスペインの中心という感じで、
はじめてスペイン国旗がたくさん揺れていた。
バルセロナなどでは国旗よりも州旗のほうがはるかに目についたのとはだいぶ違う。
というわけで、サッカーのスペイン代表戦も当然ここでは盛り上がる。

試合開始前のスタジアム周辺は、たくさんのサッカーファンでごった返していた。
みんなスペインの旗を持ってたり、フェイスペイントしていたり
とにかくスペインカラーの黄色と赤に身を包んでいる人たちがずらり。



d0084580_20025176.jpg


しかし、この日スペインは、なんとも無惨な敗戦を喫したわけで。
初戦でオランダに大敗を喫していたスペインは、
この日チリに勝たなければもう後がない状態。
なのに、あっけなく負けてしまって、途中から応援する人たちが
怒って暴れだすんじゃないかってちょっとドキドキしちゃったくらい。
ま、貴重な体験ができましたが。
勝ってたらきっとすごく盛り上がってもっとおもしろかったんだろうなと思うと、残念。
スペインはこのあと対オーストラリア戦があったけど、
もうどちらもGL敗退が決まってしまったあとの対決なので、いまいち盛り上がらず。
というわけで、「スペインでW杯のスペイン戦をスペイン人と応援する」という
この旅の目的のひとつは、あっという間に、消化不良のままに終わった。


さて、マドリッドでのことでよく記憶しているのが
プラド美術館と、ソフィア王妃芸術センター。
どちらも平日の夕方から無料なので、それを狙って行くと良いんだけど(時間要チェックね)
私たちはサッカーの試合を毎日6時から観なきゃいけないので(どんだけ!)
ソフィア王妃芸術センターの方は一般料金を払って、↑のスペイン戦の前に見学に行った。

ここは写真とか何も撮らなかったんだけど、建物がゆったりしていて素敵だったし
ピカソのゲルニカが展示されているので必見。



d0084580_20384082.jpg


ゲルニカは縦3.5m、横7.8mのとても大きな作品。
とにかくすごい迫力だった。
教科書とかで見てても、実際の大きさはなかなか実感がわかないものだけど
それが、大きなキャンバスに描かれた実物が目の前にあるというのは
やはりかなりの鳥肌ものだった。


プラド美術館のほうは、無料の時間帯にさくっと訪問。
展示数がかなり多いけど、記憶に残っているのはベラスケスの「女官たち(ラス・メニーナス)」。








旅の最後にバルセロナでピカソ美術館に行ったときに
この作品を元にピカソが描いた連作をみた。
元となっている作品をみてあると、なんとなく感慨もひとしお。



d0084580_20003104.jpg


というわけで、マドリッドでは予定よりも長く6泊して、
①日目は飲み過ぎ、②日目は二日酔いで撃沈、③日目はトレド
④日目はゲルニカとスペイン戦、⑤日目はセゴビア
⑥日目はぶらぶら買い物とプラド美術館という感じで過ごした。


泊まったホテルはかなり便利な場所にあって
(滞在:Hotel Regina 19 Alcala Street, 28014 Madrid 部屋は小さめだけどキレイ)
夕食とかサッカーバー観戦にも行きやすかったんだけど、
いかんせん、初日に友達に連れてってもらったところ以外は
マドリッドでの食事は総じてイマイチだった。
とにかくしょっぱい。あれもこれもしょっぱい。
マドリッド滞在中ずっと体調がイマイチだったのは、
二日酔いの影響だけじゃなく、塩分過多のせいもあったんじゃないか…とかなり疑っている。


次はやっとアンダルシア編。




[PR]
by skkiiiii | 2014-09-11 13:13 | スペインポルトガル旅行2014 | Trackback | Comments(0)

Segovia

トレドはいまいちしっくり来なかったわたしですが
非常にストライクだったのがセゴビア。
ここは、みんな、ぜひ行こう〜。
マドリッドから日帰りで行けます。


d0084580_18300298.jpg

セゴビアの名物は、まずはローマ時代の水道橋。
接着剤を使わずに、石を積んでいるだけだというからすごい。
かなり高くて大きな建造物なのですよ。
石好きなので、非常に興奮した。


d0084580_18282883.jpg


そして、この街のもう1つの名物が「子豚の丸焼き」。
ただでさえマットは普段はベジタリアンですから
仔牛とか、子豚とか、子羊とかは倫理的にムムム…という葛藤はありつつ
せっかくだから食べに行くことに。
名物というだけあって、子豚ちゃんを出すお店があちらにもこちらにもあるなか、
水道橋のすぐ側にある、長い歴史を誇るMeson de Candidoへ。


店内に入り、店の案内を受け取って席への案内を待っていると、おじいちゃんがやってきた。
スタッフに「この子らどっから来たの」と尋ねて「日本とオーストラリア」と聞くと
私の持っていた日本語版案内を取り上げて、おもむろにペンを取り出し何やら書き出す。
「???」と思いながらみていたら、日本語で「カンデイド」とサインをしてくれた。
どうやら特別サービスらしい。英語案内を持っていたマットの分はしてくれなかったから。
変なおじいちゃんだなぁ…と思いつつ、彼のあとに従って席まで案内され、
子豚ちゃんとサイドを頼んで待つあいだに先ほどもらった案内書を読んだら
なんとこの人はお店の創業者一族の長老だった。

さて、しばらく待っているとまるっと焼かれた子豚ちゃんを持ったスタッフを従えて、
またまたおじいちゃんが登場。
何事かと思ったら、子豚ちゃんの切り分けセレモニーが始まった。

d0084580_18235229.jpg

まず、何やら呪文かお祈りのようなものを唱え、
皿で子豚を切り分けると(皿のふちで切れるくらい柔らかいということを示す伝統らしい)
なんと、その皿を無造作にぽいっと放り投げた。
すぐさまガシャーンという大きな音が響いて拍手喝采。
しかし、まさかの展開に、最前列に座っていた私の心臓は飛び出た。

空中をくるっと舞った皿が、音を立てて床で砕け散るまでがまるでスローモーション。
どうやら私、一番スリルを味わえる席に座らせて頂いたようで…。
足下ぎりぎりまで破片が飛んできたわよ。

d0084580_18243320.jpg
d0084580_18353652.jpg

そして切り分けられた子豚ちゃんが各自のテーブルに運ばれてくる。(なぜか写真はない)
お味のほうは、期待以上。
子豚だから臭みもなく柔らかくて、特に皮のぱりぱりのとこがたまらなかった。
サイドに頼んだ野菜のローストもくたっとした野菜がおいしかった。
セゴビアに行ったら、ぜひ子豚ちゃん食べるべし。


d0084580_18255622.jpg

セゴビアのその他の見所として挙げられるのが、
白雪姫のお城のモデルになったといわれるアルカサル(古城)と、
とっても大きなカテドラル。
どちらも外から眺めただけだけど、
特にカテドラルは大きくて壮観だった。

d0084580_18252756.jpg

セゴビアの周りは田園風景が広がっていて、
そんな眺めも気に入った理由かも。
マドリッドからはバスで行くのが便利。


d0084580_18270147.jpg


d0084580_18262803.jpg



[PR]
by skkiiiii | 2014-09-10 19:58 | スペインポルトガル旅行2014 | Trackback | Comments(2)

Toledo トレド


二日酔いから一夜明け、とりあえず7割がた体調も戻ったので
マドリッドから日帰りでトレドに行くことに。
トレドは「町全体が博物館」とも言われていて、川に囲まれた旧市街が世界遺産に登録されている。
1日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドへ行け』 と言われるらしい。
そんなに言うなら行ってみなきゃね、ということで、いざ。

この日の出来事で良く覚えているのが、
マドリッドのレンフェの窓口でチケットを買うのにやや難儀したこと。
駅のチケット売り場が分かりにくく、しかもかなり混雑していて、
チケットを買うまでに小一時間ほどかかってしまった。
でも最終的に窓口のお兄さんがとてもやさしくって
マットが日本語で私と会話していることにいたく感心された。
そういうの多い。マットばっかり褒められてずるい。


d0084580_15360286.jpg

さて、電車に乗り込んで約30分で到着したトレド駅。
駅舎は噂に違わず可愛らしい建物。


d0084580_15363848.jpg

ここから旧市街までは歩くにはちょっと遠いので、駅からはバスに乗った。


d0084580_15552719.jpg

石畳の街で、坂道もいっぱい。


d0084580_15380291.jpg
でもこの写真じゃ平衡感覚狂ってしまいそうね。


d0084580_15544416.jpg
うろうろ歩き回る。

d0084580_15444102.jpg

石畳+坂道の街歩きにはスニーカー必須。

この旅の前にTOMSのスリッポンを買って行ったんだけど、
暑さのせいか足がむくんでしまい、ちょっときつくて辛かったので
急遽バルセロナのニューバランスで購入した靴。

その時の店員さんが、冷たそうに見えるけど実は優しくて親切だったのも印象的。
片言でもスペイン語で喋ろうとする心意気を買ってくれたようで。
しかし、こちらがスペイン語を無理に話す必要がないほど
バルセロナではみんな英語がうまくてイメージしていたスペイン人とはちょっと違った。
こちらがあやしいスペイン語で、「コノクツ、サイズアリマスカ」みたいに言うと
ペラペラペラ〜っと英語で返答されるという。こういう経験も多かった。
南米、中米のときは、スペイン語できなきゃ、水も買えないくらいの勢いだったのに、大違い。


話がそれた。


d0084580_15433388.jpg

トレドの街は、たしかに趣がある。


d0084580_15423085.jpg
小道がいっぱいある。


d0084580_15420531.jpg

もちろんカテドラルもある。


d0084580_15412847.jpg

この日は街のあちこちが飾り付けられていた。


d0084580_15373170.jpg

この週に新しい国王の即位式が予定されていたので
そのためだろう…と予想したけど、実際のところは不明。
飾り付けがいっぱいで、浮かれた感じで面白かったけど。


d0084580_15402922.jpg
d0084580_15395494.jpg

ずらりとならぶ椅子。しかも紐で結ばれてた。
バラバラなのがなんか良い。
これもなんのためだったのかは不明。


d0084580_15405832.jpg


天気が良くて、かなりの暑さだったこの日。
そんな中歩き回るのは大変だったので、早々にカフェで休憩し、
けっこう短い滞在時間で帰路についた。
サッカーの開始時間までにマドリッドに戻らねばならなかったし。(またサッカーかよって言わないでね)


そんな滞在でのトレドの印象はと言うと…
とっても素敵とっても素敵と聞いていたトレドだったけど
実際行ってみると、思ってたよりも観光地化されていて、
実はちょっと残念だったというのが正直なところ。
でも人によっては相当褒めちぎっているブログもある。
やっぱり私の体が本調子じゃなかったのが大きいのかな…。
飲み過ぎの影響がこんなところでも出てしまったのかしらん。とほほ。


川の反対側に街を一望できる展望エリアがあって
そこからの眺めを楽しむのがおすすめらしいけど
私たちは暑さに負けてパスしてしまった。
いつか機会があればリベンジ。


d0084580_15571380.jpg


[PR]
by skkiiiii | 2014-09-03 22:22 | スペインポルトガル旅行2014 | Trackback | Comments(2)


オーストラリア生活記


by skkiiiii

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
アデレード
メルボルン
ともだち
本・映画
旅行
南米旅行 2012
中米旅行 2009
オーストラリア国内旅行
ハンドメイド
食べ物/ベジ
マットと私
op shopping/サステナ
wedding
flower
メルボルンでの部屋探し
オーストラリア移住準備
いえ/インテリア
スペインポルトガル旅行2014
考えごと
ガーデニング
妊娠経過
育児
未分類

以前の記事

2018年 01月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
more...

プロフィール

2010年4月にアデレード出身のパートナーと一緒にメルボルンに移住してきました。

旅と本と猫が好きな私+夫+飼い猫ミニーの暮らしの記録。

最新のコメント

> 通りすがりのただの母..
by skkiiiii at 19:16
もしかしたら、歯が生えて..
by 通りすがりのただの母 at 09:40
> sowhat99さん..
by skkiiiii at 11:29
久しぶり~に覗いてみたら..
by sowhat99 at 19:15
++きんさん ご無..
by skkiiiii at 18:57

検索

タグ

ライフログ






ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

日々の出来事
海外生活

画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31