今年も夏が終わった。暦の上では秋である3月は、まだ夏っぽい暑さも残っていたけれど、とうとうサマータイムも終わって今日を最後にたぶんもう寒い冬に向かって一直線。
毎日引きこもりな日々になってしまいそうな冬を前に夏の思い出を振り返ってみた。2月の終わりから3月にかけては、毎年なんだかフェスティバルと名のつくイベントが多い気がする。
3月の第二週末にはサウスメルボルンマーケットで、マッスルフェスティバルがあった。マッスルと言っても、筋肉自慢の会ではない。ムール貝のほうね。
色んなお店のがあったけど、claypotとkoyのを食べた。
とってもおいしい。最後はちょっとだけしょっぱかったけど。
また今年もマッスル鍋やるぞ。
ゴントランシェリエのパンを買ったのは、Food and Wine フェスティバル。
パンにばかり気を取られていて、おいしそうなアイスクリームを
食べ損ねたのがすごく心残り。
2月の終わりには、毎年楽しみにしているMSOのピクニックコンサートに行った。今年は毎年一緒に行っているけだま夫妻は都合がつかなかったので、マットとしっぽりふたりきりのロマンチックナイト。
今年は3回公演があり、スケジュールを見て最終日に行くと決めた。なぜなら、この日の演目はタンゴだったから。
これがすっごく良かった。音楽も素敵だったし、踊りも観られたし、いつもは寝転がってぼけーっと空を見ながら楽しむこの演奏会ですが、今回は三角座りで前のめりになって聴きいったのでした。
このイベントの問題は、人が多過ぎることかな…。私が行き出して、かれこれもう6年目なのですが、確実に昔に比べて人が増えています。早めに行ってピクニックを楽しんでいるころは、隣の人ともほどよく間隔をあけてのんびりできるけれど、だんだん人が増えてくると、「え!あなたそこに座っちゃうの?」みたいな感じで、お尻をねじ込んで来られます。
譲り合いの精神は絶対大切なんだけれど、お尻をねじ込んできた人のせいで、せっかく早くから行ってた人の方が変な体勢で見なければいけなくなったりしては残念。だから、早めに行った人たちのほうも、人が増えて来たら、ピクニックシートをくっつけあって、余分なスペースを空けたりしないのが大切かな、そしたらみんな嫌な気持ちにならないのかもな…と思ったり。むずかしいですな。
他にもWhite Nightやジャパンサマーフェスティバルもあった。夏はいろいろイベントがあって楽しかった。
残念だったのは、今年は一度も海に行けなかったこと。(ベトナム旅行では行ったけど)来年の夏は、モーニントンとアデレードの海に行きたいな。そして来年はちょうどいまの桜の季節に日本に居たいぞ。
そんなこんなで、来年のことばっかり考えて、冬が来る憂鬱と戦っております。