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ベトナム旅行 2015

ベトナム旅行記⑪ ホーチミン1日目

ニャチャン最後の朝は、差し込む朝日でシャキッと目覚める。
起きるとすぐに水着に着替えた。向かう先はもちろんビーチ。
朝食前に最後のひと泳ぎをするのです。

朝の海は波がとっても穏やかで、前日買った浮き輪がやっと日の目を見た。
時は午前6時。私にとってはまだ早朝だけれど、海の中には沢山の人。
そのほとんどが現地ベトナムの人のようだった。みんな朝早いのね。
しかもみんな、泳ぐというよりは浸かっておしゃべりしているという感じ。
ここは銭湯か…と錯覚しそう。
リラックスしてプーカプーカ浮かんで極楽極楽。
この時期のニャチャンの海は、とにかく午前中がベストなのだな。

こうして最後に海を満喫し、おいしい朝ご飯もまたたらふく食べたら
もう思い残すことはないぞーと、旅の最後の目的地、ホーチミンへと向かった。

ニャチャンの空港では、さすが海の街だけあって、お土産物屋には
パリパリ小魚とか、冷蔵冷凍スルメイカが沢山並んでいた。
スルメが大好物なので買おうか買うまいかさんざん迷ったあげく、
まだあと数日旅行は続くのだし…と思って買わなかった。が、これを未だに後悔している。



そんなスルメへの無念な気持ちはともかく、飛行機は無事にホーチミンに到着。

空港からタクシーに乗り込み、目的地のホテルにもスムーズに到着。
が、いざお金を払う段になったところ、おつりをかなりぼったくられそうになった。
ずいぶん少ないおつりを渡されて、キョトンとなったマットに対し、悪徳運転手は
「オレ、こんだけしかおつりないねんー。だからそれでいいやろー」的な感じで財布を見せてきた。
そんな態度に普段は大変温厚なマット様が静かにキレた。
「ナンやねん、それ〜オリャオリャオリャ」と黒マットに変身。
結局、そんな様子をみたホテルのドアマンさんが両替してくれたので助かった。
それでも多く支払うことになってしまったので、
タクシーではおつりがいらないように準備しておかなくてはとつくづく思った。
タクシーをめぐるいざこざにはこの後も要注意。



さて、この日はまず、バインミーを食べにいった。
ハノイでは食べそびれたバインミーだけど、ホーチミンではちゃんと前もってリサーチしておいた。
この日向かったのは、HYUNH HOAというお店。
ホテルからほど近い場所にあるはず。なのに…また若干迷子になりながら着いた。
そしたら、まだ準備中だから出直してこいと言われる。
仕方ないので近くでビールを飲んで待機してから再び参上。


記念すべきベトナムでの初バインミーは、パテとかハムがいーっぱい詰まっていて、
かなり豪華版で食べごたえがあった。
ちょっとだけ入っているチリがめちゃくちゃ辛かった。


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公園で食べていると、英語を学習しているという学生グループに捕まって
なにやら質問攻めにされた。しばらくお相手をしたあと、
色んな意味でお腹いっぱいになったので、街歩き開始。
ホーチミンも、ハノイに負けず劣らず、かなりのバイク。
そして、暑い。かなり、暑い。



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観光開始で最初に向かったのはベンタイン市場。
そこは灼熱のカオスだった。そして日本人観光客が多い。
われわれ海外在住組の与り知らぬ間に日本で始まった、シルバーウィークという連休。
私がホーチミンにいたときが、ちょうどそのシルバーウィーク期間だったらしく、
あちこちでたくさん日本人に出会った。



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この市場はいかんせん、売り子さんたちが強気。
増えた荷物を入れる用のファスナー付きのビニールバッグ(IKEAの青い袋みたいなの)を
探して値段を聞いたところ、最初の言い値はなんと20ドル!
「えー!でも必要だしな…」と値段交渉するも、17ドル、15ドルとちょっとしか下げてこない。
「コレハ、ジップツイテテ、イイカバン。ダカラ、タカイノ」とのたまう。

そうこうしているうちにまた黒マットが出現。
「こんなん3ドル以上で買うヤツおるわけないやんけ!(英語を関西弁訳)」と言うと、
「あっそーですかー。シッシー」と追い払われたのでした。


値段なんてあってないようなものらしく、適正価格の3倍どころか、
何かにつけものすごく高い金額を言われてびっくりしたビンタイン市場。
暑いし、疲れた…

結局、欲しかった荷物入れ袋は、市場の外側にある国営店で
42000ドン(≒2.8ドル)で売られていたので無事に購入できた。
なにが20ドルやー!ふっかけるのもたいがいにしてください、と言いたい。


その後、またてくてく歩き、郵便局と大教会のあたりへ。
市場の喧噪も疲れるけれど、街中も同じように疲れるホーチミン。
なんせ、人もバイクも多いのです。そして何度も書くけれど、暑い。



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郵便局は今も現役。
中にはATMが並んでいる一角もあり、そのなかに毎度オーストラリアで使っている
コモンウェルスバンクもあったので、少々足りなくなってきていた旅資金を下ろす。
異国の地で、おなじみのものに出会うと、なんか嬉しいのはなぜなのでしょう。




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郵便局も大教会も、まあキレイだけど、ふーんって感じでさらっとみた。
なぜならそれより目を奪われるものに出会ってしまったから。
この日の一番の思い出となったのが、ここで出会ったするめです。




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大聖堂前の広場に、するめをいっぱいくくりつけた自転車屋台のおじさんがいた。
なんじゃこれー。きゃーするめー!と気になって、前をうろうろ。
若い男の子2人組が買ってたので、私も…と勇気をだして、1枚注文してみた。


おじさんはするめを炙る。



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そして、炙ったするめを、ローラーで薄く伸ばす。
これは、「あ、あんまりくるくるしすぎないで!」とジェスチャーで伝えているところ。



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すぐ近くにビールを売っている屋台も出ていたので、そこでビールを調達し、
スルメとビールでおっさん風になる私。おいしかった♡




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その後は、タクシーを拾ってPho Hoa Pasteurという店にフォーを食べに行った。
甘い甘いフォーだった。しかし、暑くて歩き疲れた体には、この甘みと
ハーブやレモンをたっぷり入れた酸味の混じるフォーが体にしみた。
氷を入れたビールもしみた。

あとは、帰ってホテルのプールでちょっと泳いで、疲れたけど楽しいホーチミン第1日目終了。
(本日の黒マット出現回数-2)





by skkiiiii | 2015-12-20 13:42 | ベトナム旅行 2015 | Trackback | Comments(0)

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