ホイアンへは、まず飛行機でダナンまで行く。
ハノイで3回も朝ご飯を食べてから来たけれど、 ぶらぶら歩いていると小腹が減ってきたので コーヒー休憩兼ホイアン名物だという「カオラウ」を食すことに。
さて、このあとは服のオーダーメイドに! ベトナムは服が安くオーダーメイドでき、なかでもホイアンは有名だそう。 あっちにもこっちにも洋服屋さんが並んでいて、 特に市場の近くでは「服作らない?安くするよ。私上手だよ」と声がかかる。
マットは同僚から「ホイアンでは服を作ってきた方がいいぞ」と おすすめされていたのに、私が勧めても今いち興味を示さず。 でも、折角だからホテルのフロント係におすすめされたお店に行ってみた。
そしたら…その店のおねーさんの商売上手なこと。びっくり。 気づいたらマットはシャツ2枚+パンツ2本を、 そして全くその気のなかった私まで ワンピースとスカートをオーダーしておりました。 ここのおねーさんは、全然押売りっぽくなく、 とっても楽しく買う気にさせる、良い商売人だった。
さらに、「ついでに靴もオーダーしなよ〜」というおねーさんに連れられて すぐ近くのお店に行ったところ、これまた全く買う気はなかったのに、 私は2足、マットも1足をオーダーしてました。 こちらの店のおねーさんは、やや強引だったけれど、 「オーストラリアでデパートとかでお金を落とすなら、 ここで個人で商売してる人たちに払う方がいいんじゃないか」とマットに言われ それもそうか…と思い購入に至ったのです。 出来上がりは翌日2時。ふふふ。楽しみなような、怖いような…
靴選びに思いのほか時間がかかり、夕食時になったので 今宵はバーレーウェルというお店へ行ってみた。
串焼きを、野菜と一緒にライスペーパーに巻いて、たれをつけて食べるお料理。 セットメニューみたいに決まってる感じで、どーんと並べられた。
1個目はお店の人がふたり分ささっと巻いて作ってくれた。見てる分には簡単そう。 しかし自分で巻く段になると、思いのほか難しい。 ライスペーパーは水で戻してなくて固いので、くるっと巻けず 手こづっていたら、またお店の人が来て、ちゃちゃっと作ってくれてまたどこかへ行く。 見てたら隣のテーブルの人たちも上手にできずにお店の人に助けられていた。
さて、この巻き巻き料理、おいしいけれど、ある箇所になるとものすごくマズい。 生臭い味が口の中に広がって、嘔吐きそうになる。 ちょっとずつ食べて調べてみたら、 どうやら野菜の中にすごくまずい葉っぱが混じっていることが分かった。 どんな味かと言いますと…「沼みたい」。沼食べたことないけど。 その葉を巻かないようにして食べたらおいしい。
ダナン空港に着陸すると…そこは一面水浸しの世界だった。
どしゃぶりの雨。雨。雨。ガーン。
地球の歩き方には、空港からホイアンまでを結ぶシャトルバスがあると
書いてあったので空港のカウンターで聞いてみたけれど、
空港から出てるバスはなく、ダナンの街中にあるバス停から
乗らなければならないと言われる。ガーン。
台風並に雨がいっぱい降っている。こんな雨の中、
バス停でいつ来るとも知れないバスを待つなんて
とても面倒でやってられないぜ…となったので、
バスは諦めてタクシーで直接ホイアンまで行くことにした。
へたれトラベラーですみません。
(雨でなければ、タクシーでダナンのバス停まで行って、そこからバスに乗り、
ホイアンのバス停からホテルまでタクシーに乗るという方法がずっと安上がりなはず)
ところどころ水没している道路を走って、40分くらいかかって車はホテルに無事到着。
どうやら、ちょうど2日くらい前にサイクロンが来たところだったらしく、
「今日着いてよかったですね。昨日一昨日は酷い大雨で大変でしたよ」と
受付で言われた。今降っている雨はサイクロンの最後のひとあがきらしい。
しかしそうは言っても、雨はまだまだ激しく降っている。
滝のように窓に打ちつける様子を、ぼーっと眺めるしかできません。
そのうち止んでちょうだいよ…とお祈りしつつ、洗濯をしていたら
1時間ほどしてようやく雨があがった。ヤッター。
ホイアンの旧市街は小さいので、ダナンに泊まって半日だけホイアンに行く人も多いらしい。
日本からダナンへの直行便も出来て、ダナンはただいま絶賛売り出し中のリゾートとして
開発もかなり進んでいるらしく、日本人旅行客も多いよう。
実際、空港には何組か日本人らしき人たちを見かけた。
我々はダナンはスルーしてホイアンで2泊。
古い街並みがとっても良くて、全然飽きなかった。
16〜17世紀には海のシルクロードとして繁栄したホイアンは
かつては日本人町も造られていたそうで、中国や日本の様式が混じり合う古い町並みは
異国情緒たっぷり。ハノイとはかなり趣が異なる。
雨上がりのむしっとした暑さで、夏のアジア感たっぷり。
のんびりした町に、観光客がゆっくり歩いている。
もちもちした米麺のうえに、豚肉と、せんべいぽいカリカリが載ってるこの料理は
日本の伊勢うどんがルーツらしい。ほんとか?
伊勢うどんよりこっちのほうがおいしいぞ。
イエローリバーというお店で食べたけど、中途半端な時間のせいか
われわれふたり以外にお客さんはいなかった。
しかし、カオラウはおいしかったし、おばちゃんも感じ良かったし、
店構えも古い様式で情緒あり。ガイドブックによると、築約150年の建物らしい。
食べたら、あとはゆっくり町を歩く。
夜になると、ランタンが灯ってとってもきれい。
来遠橋(日本橋)もライトアップ。幻想的。
by skkiiiii
| 2015-11-11 13:41
| ベトナム旅行 2015
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