ベトナム3日目はちょっと日帰り旅行。
4人ずつ分かれて乗る舟で相席になったのは、ベトナム人の若いご夫婦。 南のほうの街からハノイに遊びに来たのだそう。 彼らも英語がほとんどできず、こちらもベトナム語がさっぱりだったけど、 舟を漕ぐおばちゃんが何か言ったり、指示を出したりするたびに 旦那さんの方がつたない英語ながらも一生懸命訳して教えてくれてありがたかった。
さて、この川下りのハイライトが洞窟。 長いのから短いのまで、かなり沢山の洞窟をくぐった。 インディージョーンズ的探検気分でおもしろかった!
ハノイ周辺の見所と言えば、ハロン湾が有名ですが
日帰りでは行けない&マットは行ったことがある&わたしは船が苦手ということで却下し、
陸のハロン湾と呼ばれるチャンアンに行くことにしました。
同じようなエリアにあるタムコックと迷ったけれど、
チャンアンのほうが圧倒的に観光客ずれしていなくて静謐を楽しめるらしいので、チャンアンを選択。
バックパッカーエリアで手配する激安ツアーもあったけれど
我々は安心と快適さを料金少額上乗せで買い、
ホテルで手配してくれるツアーを選んで楽チン旅行でございます。
当日、ツアーバスはホテルまでお迎えに来てくれる。
他のホテルのお客さんもお迎えにいくので、旧市街の中を少しバスでぐるっと走ったけれど
ぐちゃぐちゃなバイクの往来やカラフルな店先を、マイクロバスのやや高い位置から見るのはなかなか楽しかった。
ツアーはまずバイディン寺というお寺に行く。
こちらのお寺、なぜツアーに組み込まれているのかよく分からないけれど
まあ、仏像がズラーっとならんだり、大きな鐘があったり…
このあとはランチ。
名物やぎの肉料理2種類と、そのほかにも色々並ぶ、結構豪華でおいしいランチだった。
が、ツアー客同士5人ずつくらいでシェアするタイプだったので写真は撮りそびれた。
一緒にテーブルを囲んだのは韓国人の母娘+叔母さんらしきお三方。
「どうもどうもー」とアジア人同士会釈しあい、着席すると、
娘さんがいそいそと鞄から何やら包みを取り出した。
なんだろうと見ていると、出て来たのは瓶に入った赤いコチュジャンと紙袋にいっぱい入った乾燥小魚たち。
どうやらベトナム料理は韓国人のこのお三方にはパンチが足りないらしい。
小魚にコチュジャンをつけて頬張り、ごはんにも真っ赤にコチュジャンを塗って食べだした。
あちらは英語がほとんどできず、こちらも韓国語が全然できないけれど
身振り手振りで、「あんたらも食べなさい、ほれ、ほれ」とすすめてくれるので
ありがたく頂戴し、ベトナムと韓国のフュージョンランチをお腹いっぱい堪能した。
初めて食べたやぎ肉も、こりこりしていて、臭みも気にならず
ツアー飯はまずいイメージだったけど、この日はおいしかった。満足。
さて、腹一杯になったあとは、やっとメインイベント。
おばちゃんの手漕ぎ舟に乗って、川下りをするのです。
陸のハロン湾と言われるだけあって、このあたり、無数に奇岩、奇峰が大地にそびえ立っている。
そんな間をくねるように流れる川を、おばちゃんの小舟で川下り。
川面には蓮が浮かんでたり、水中には見たこともないような水草が揺れていたりする。
川の途中にはお寺もあった。どうせならバイディン寺よりそこを見学したかった。
いくつもいくつも洞窟をくぐり、幻想的な景色を楽しみ、
最後は他の舟と競争するようにオールを漕ぎ、ゴールしたらおばちゃんに若干のチップを払って終了。
物売り押売りは皆無でした。
いっぱい日に当たったので、帰りのバスではみんな寝てた。
ハノイに到着したら夕食の時間。
ハノイ5食目となるこの日の夕食は、前日食べたフォーが好き過ぎたのでリピート。
今回はタクシーで乗り付けてやったぞ。
飽きることなくおいしい。この店がメルボルンにあれば毎日食べられるのに!
そしてその後は、前日飲んだヨーグルトコーヒーも好き過ぎたのでリピート。
大聖堂前にも店舗があることを昨日知ったので、そっちに行った。
ヨーグルトとコーヒーの酸っぱさと苦さが美味。はまる。
この味はベトナムコーヒーにヨーグルトを入れたら自宅でも再現できるのか?
この店もメルボルンにあれば毎日飲めるのに!
翌日はホイアンへ移動なので、ハノイで過ごす夜はこれが最後。
というわけで、わたしは大聖堂近くの足マッサージ屋へ行き
その間マットはどっかでおビールをひっかけ
ふたりともハノイの夜を満喫して3日目終了。
by skkiiiii
| 2015-11-07 09:26
| ベトナム旅行 2015
|
Trackback
|
Comments(0)