市場の中は卸売りの店が並んでいる。
食事のときに髪をくくるヘアゴムが欲しくてここで買おうとしたけれど、
小売りだと全く相手にしてくれなかった…。
中は空気がもわっとしております。大量の人と物に圧倒されて酸欠になりそう。
店と店の間の狭い通路を、反対側から来る人をよけながら
一生懸命歩かなければいけないので、写真を撮ってる余裕はなかった。
市場の裏の通りには、カゴなどが並ぶ、ちょっと気になるお店が。
いつもの私なら買っちゃってるであろう、いい感じのザルなどがいっぱいあって
ちょっと胸がときめきましたが、荷物を増やしてはならん…と心で念仏のように唱えて我慢。
そしてまたぶらぶら歩き、ホアンキエム湖の近くまで出て来たので
ハイランドコーヒーというチェーン店でコーヒー休憩。
交差点のビルの上のほうにあるので、下界の喧噪を見下ろしてのんびりできます。
写真は全く平和そうな光景しか切り取れておりませんが、
実際はバイクなどなどがぐちゃぐちゃに行き交っていておもしろい。
そしてお昼タイム。
3回目のハノイ飯となるこの日のランチはブンチャー。
ブンチャーは、ブンと呼ばれる細い米麺を、紫蘇やレタスなんかの野菜と一緒に、
炭火で焼かれた豚バラ&つくねと青パパイアの入った甘酸っぱいタレにつけて食べる、つけ麺です。
人気店らしい「ダックキム」という店に行ったところ、お客さんがひっきりなしに入ってきた。観光客も多い。
座ると「2 ?」と指で聞かれるので、こちらも「うん」とVサイン。
するとさらに「スプリングロール(春巻き)?」と聞かれた。
私がノーと首を振る横で、マットは「イエスイエス」と答えている。
そしたら数分後、通常のブンチャーに加えて、春巻きが大量に盛り盛りで出て来てしまったよ。びっくり。
こちらのブンチャー、豚団子がめっちゃおいしかった。春巻きもまあまあ。
しかしなんせブンも春巻きも量が多いので、全部は食べきれなかった。
1人分をシェアしたほうがよかったねーなんて言いながら、お会計を頼んだら…またびっくり。
春巻きを頼んだからか、めっちゃ高いやんかー!な値段になっておりました。
(正確には295000ドン=20ドルくらい。スプライト1本も含む)
あれ、もしかして、わたしたち良いカモだったのかしら…おいしかったから許す。
腹ごなしにまた歩き、また休憩したくなったので、次は
コンカフェという有名カフェーでコーヒー休憩をすることに。
こちらのお店、なんともレトロでオサレな素敵な内装。
メルボルンにあっても不思議じゃないレベル。
ヨーグルトコーヒーがとってもおいしかったし
窓の下ではまた相変わらずバイクと人がいっぱい行き交っていて
ぼーっと見てるだけでおもしろい。なんでこうして雑踏を眺めているのって面白いのか。
滝とか波打ち際とか洗濯機がくるくる回るのを見てて飽きないのと同じ。不思議。
そしていい頃合いになったので、お食事タイム。
ハノイ飯4回目となる夕食は今日もフォー。
湖の下のほうにあるPHO THINというお店へ行く。
大聖堂のあたりからはちょっと距離があるけど、まだ時間も早いし、
タクシーに乗らずにぶーらぶら歩こうか……ということにしたら
なんと若干道に迷い、日も暮れる中、ちょっとさまよってしまった。
足がまた丸太のようになってきた。辛い…
知らない街で迷子で丸太。辛い…だれだ、歩こうって行ったヤツは…と
なりそうになったところで、マットが「あー!あったー!」と、目的地発見。
もうこれ以上は歩きたくない…と思い始めていたところでギリギリセーフ。
お店はこちらもまた満席。行った時はローカルのお客さんばっかりだった。
注文の仕組みがよく分らず、まごついていたら、お店の人がすぐ注文聞きにきてくれた。
ほんとは入ってすぐのカウンターで先払い制だったらしい。
満腹満足なお腹をさすり、帰りはもちろんタクシー。
ナイトマーケットを見て帰りたいので、ハンダオ通りの入り口のとこまでお願いしまーす。
目的地までの所要時間は約5分。要した金額は…24000ドン=1.6ドル
こうして、少しでもしんどいと思ったら即タクシーに乗るべきだということを学んだ2日目の夜でした。
by skkiiiii
| 2015-11-06 14:50
| ベトナム旅行 2015
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